オンライン料理教室を始めた理由
料理が上達するのは「自分のキッチン」だった
料理教室を始めた大きな転機は、コロナ禍でした。
それまで当たり前だった対面レッスンができなくなり、多くの料理教室が新しい形を模索していました。
私も試行錯誤を重ねながら、オンラインレッスンを始めることにしました。
最初は不安でした。画面越しで本当に料理が上達するのだろうか。
直接手元を見られない環境で、きちんと伝えられるのだろうか。
そんな思いを抱えながらスタートしました。
実際に始めて分かった意外なこと
オンライン料理教室を続ける中で、想像とはまったく違う結果が見えてきました。
それは、対面レッスン以上に上達する方が多かったということです。
さらに、生徒さん一人ひとりの課題が以前よりも明確に分かるようになりました。
上達が早くなった理由は「普段の環境」
理由はとてもシンプルです。
生徒さん自身のキッチンで、
- 普段使っている包丁
- いつものフライパン
- 毎日使っているコンロ
で料理をしていただくことで、日常の課題がそのまま見えるようになったからです。
対面レッスンでは、設備が整った環境で一緒に料理をします。
その場では上手にできても、自宅に帰ると同じように再現できない。
そんな経験をされた方も少なくありません。
私は以前から、この違和感を感じていました。
料理は「生活の中」で身につく
本当に料理が上達するためには、レッスンの時間だけでは足りません。
大切なのは、普段の生活の中で料理をどう考え、どう実践するかです。
料理は、その人のキッチン、その人の道具、その人の生活リズムの中で完成します。
だからこそ、学びも一人ひとりの環境に合わせることが重要だと考えています。
出張料理教室とオンライン料理教室を選んだ理由
この考えから、現在のChardon Cœurでは、
出張料理教室とオンライン料理教室を中心にレッスンを行っています。
実際に使い慣れたキッチンで学ぶことで、
- 再現しやすい
- 日常に取り入れやすい
- 継続しやすい
という大きなメリットがあります。
単にレシピを覚えるのではなく、自分の生活に合わせて料理ができるようになることを大切にしています。
料理を仕事にしたいなら再現性が重要
料理を仕事にしたいなら、特別な設備がある場所だけで作れるのではなく、
どんな環境でも安定して料理ができる力が必要です。
そして、その理由を人に説明できることも欠かせません。
料理を理解し、考え、自分の環境で再現できる。
その積み重ねが、自信につながり、仕事として続けられる力になります。
Chardon Cœurが目指す料理教室
神奈川県・川崎市を拠点に活動する料理教室 Chardon Cœur(シャルドン クール) は、
レシピを覚える場所ではありません。
一人ひとりの環境に合わせて、
- 理解する力
- 考える力
- 再現する力
- 人に伝える力
を育てることを大切にしています。
料理は、誰かのキッチンで完成するものではありません。
自分のキッチンで、自分らしく作れるようになってこそ、本当の意味で身についたと言えます。
その土台づくりを、これからも一人ひとりに合わせてサポートしていきます。

