コラム
COLUMN

レシピではなく「考え方」を学ぶ

Chardon Cœurの原点


「料理教室なのに、レシピよりも考え方を教えるんですね。」


これは、レッスンでよくいただく言葉です。


実は、この教室の考え方は料理の世界から生まれたものではありません。


きっかけは、私がトレーナーとして携わっていたパーソナルトレーニングの現場でした。

パーソナルトレーニングで学んだ「逆算」という考え方

パーソナルトレーニングでは、一人ひとりの目標が違います。


ダイエットをしたい人。
筋肉をつけたい人。
健康を維持したい人。


だからこそ、最初に目標を決め、そこから逆算して最適なプランを組み立てます。


「目標から逆算して、最短ルートを設計する」


この考え方が当たり前でした。


その経験を通して、「料理も同じではないか」と考えるようになりました。

レシピを覚えるだけで、本当に仕事になるのか

料理教室では、レシピを覚えることが中心になることが少なくありません。


もちろん、レシピを覚えれば料理は作れるようになります。


しかし、料理を仕事にしたい人にとって、それだけで十分なのでしょうか。


少し条件が変わっただけで応用できない。


人から「なぜそうするのですか?」と聞かれても説明できない。


その状態では、仕事として続けていくことは難しいと感じていました。

コロナ禍で見えた、本当に必要な力

その考えが確信に変わったのは、コロナ禍でオンラインレッスンが増えたときです。


生徒さんは自宅のキッチンで、普段使っている道具を使って料理をします。


すると、大きな違いが見えてきました。


レシピだけを覚えている人は、火力や道具、食材が少し変わるだけで思うように作れなくなってしまう。


一方で、料理の考え方や原理を理解している人は、環境が変わっても自分で判断し、

安定して料理を仕上げていました。


この差は、想像以上に大きなものでした。

教え方をゼロから見直した料理教室

この経験をきっかけに、教え方をすべて見直しました。


現在のChardon Cœurでは、


  • レシピではなく「考え方」から学ぶ
  • 完成形から逆算して料理を組み立てる
  • 再現できるように言葉で理解する


この3つを軸にレッスンを行っています。

料理を覚えるのではなく、料理を理解する。


その学び方へと変えました。

生徒さんに起きた変化

教え方を変えてから、生徒さんからいただく声も変わりました。


  • 「自分で料理を組み立てられるようになりました」
  • 「レシピがなくても考えられるようになりました」
  • 「料理を仕事にできるイメージが持てました」


これは、レシピの数が増えたからではありません。


料理の構造を理解し、自分で考えられるようになったからです。

料理を仕事にしたいなら「構造」を理解する

料理を仕事にしたい方に必要なのは、知識の量ではありません。


必要なのは、料理の構造を理解し、状況に合わせて判断できる力です。


なぜその順番なのか。

なぜその火加減なのか。

なぜその調味料を使うのか。


その理由が分かれば、レシピが変わっても、自分で考え、応用し、人に伝えられるようになります。

Chardon Cœurが目指す料理教室

料理教室 Chardon Cœur(シャルドン クール)は、レシピを増やす場所ではありません。


料理を理解し、自分で考え、判断し、伝えられる力を育てる料理教室です。

料理を仕事にしたい方が、自信を持って一歩を踏み出せるように。

その土台となる「考え方」を、一人ひとりに合わせてお伝えしています。

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